5.フレデリック (20021124日)

 

 

私達の住んでいるところから北に50Kmちょっとの、フレデリックという町に出かけてきました。いいお天気で、日なたはとても暖かく、絶好の観光日よりでした。

 

行きは、ダンナが運転担当。フレデリックまでは、家のすぐ近所から270番の高速に乗り、ひたすら直進。と思ったら、しばらくは出口がとても多く、入り組んでいて、気がついたら、Exit onlyの車線に入っていたりして、気が気じゃなかった。1回、違う出口を降りてしまった・・・

 

 

しばらく走ると、制限速度が65マイルとなり、出口と出口の距離が長くなるので、ひたすら走るだけの、快適なドライブ。1時間ちょっとで、フレデリックのダウンタウンに到着。

 

午後1時半から、Church Streetにある観光案内所から出発する、ウォーキングツアーに参加。真っ赤なスーツの「演技派」おばさまガイドさんが、町の歴史と魅力を熱く語りつつ、見どころをめぐるツアー。最初に、町の成り立ちのお話を――フレデリックの町は、ドイツ人が4つの違う宗派の教会と、銀行を招致したことから始まり、そのため、宗教に関して自由で寛容であり、また、南北戦争のとき、どちらの側の傷ついた兵士も、分け隔てなく看護したという、自由と団結の町である、とのこと。お話の後、ビジターセンターの隣の、ルター教会へ。

 

白い2つの塔が美しい教会の内部は、ステンドグラスがとても美しいです。祭壇に向かって後ろ側には、大きなパイプオルガンが設置されていました。祭壇の裏手のホールが、かつて南北戦争の兵士たちの病棟となっていたとのこと。

 

ルター教会の向かい側には、ウィンチェスター・ホール(←)という、ギリシャの神殿を模した建物。以前は女性のための学校として、現在はフレデリック郡の役場として使われています。

 

その隣が、歴史協会&博物館。ちょうど、クリスマス用の飾り付けをしていました。ガイドさんのお勧めスポットだったのですが、残念ながら時間切れで、私たちは内部は見学できませんでした・・・

 

 

Church St.から、細ーい路地を抜けて、Patrick St.へ。この通りには、古くから残っている珍しい建物が多く、見所満載です。女性が兵士を看護する場面を再現した蝋人形がウィンドウを飾る軍医博物館200年前から残る木造のカフェ()、ガイドさんのおばあさんの時代から値段と味の変わらないハンバーガーショップ()、スレートの屋根に赤い6角星マークがついた、元ユダヤ人の集会場(↓この町にはユダヤ人も多く住んでいた)、などなど。ガイドさんは、熱演なのですが、私の語学力では30パーセントくらいしか分からなく、ちょっと残念でした。

 

1時間半のウォーキングツアーの後は、遅い昼食。Market St.には、レストランが多く、雰囲気のよさそうなところが多いので、どこに入るか迷いました。ガイドさんの話だと、この町は競争が激しいので、レストランのクォリティーは高いとのこと。結局、Firestones Houseという、レトロな雰囲気のカフェで、蟹肉入りのポタージュとクラブケーキ(メリーランド州の名物・カニコロッケの一種)サンド、ダンナはフライドオイスターサンドを食べました。お店の雰囲気もさることながら、ウェートレスさんがとっても愛想がよく、居心地がよかったです。サンドイッチもおいしかったし、お勧めです。

 

そのあと、Antique Architecture and Gardenという、巨大な!アンティークショップに迷い込む。家具あり食器あり雑貨あり、本当になんでもありで、しかも、安い!またまた居間に置くサイドボードを探してしまいましたが、またしても決断できず。アンティークのミントンやウェッジウッドの食器も、魅力でしたねー。薄手のカットグラス6個セット50ドルっていうのも、買っておけばよかった・・・後で知ったのですが、 フレデリックはアンティークでも有名な町なんだそうです。

 

大分暗くなってきたので、最後にCommunity Bridgeへ。小さな川(人工?)にかかるこの橋は、ツタや石垣が、立体的に見えるように、騙し絵()で描かれています。彫刻も、鉄の扉も、近くに行くと全部、絵!なんです。そういえば、街中にも、窓から天使が覗いている騙し絵が描かれたところがあったっけ。

 

フレデリックは、歴史が香る、町並みのチャーミングな町。ダウンタウンは歩いてゆっくり回れます。せまい割に、教会が多いのも特徴。また、比較的白人の割合が多かったように感じました。帰りは私が運転担当。ひさびさの高速は、やっぱりこわかったけど、なんとか無事に帰ってきました!

 

<画像集> 左から、教会の尖塔、ハンバーガーショップ、ユダヤ人の集会所、チャーミングな店先

 

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