ビケ♪アムステルダム旅行記

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2月23日(3日目)

  アムステルダムに来たからには、絶対はずせないスポット、それは、「国立美術館(ライクス・ミュージアム)」!この美術館(正確には博物館)は、大きく分けて「絵画」と「歴史」というカテゴリーがあります。過去2回ほど訪れたのですが、1度として全ての部屋を見られた試しがない!「絵画」部門(ここが充実しているので、美術館といっても良いほど)だけでも、とにかく数が多くて見切れないのです。

2階の絵画部門の入口から、中央に通路がある展示室が、左右に4室ずつ。突き当たりのひときわ広い展示室にレンブラントの有名な「夜警」があります。そこまでが、オランダ黄金時代(15〜17世紀)の絵画の中でも特に有名なもの・優れた作品が展示してあるようです。そして突き当たりを左に行くと、まだまだ黄金時代の作品群はつづき、フェルメールやゴッホといった、美術の教科書に出てきた名前もたくさん見出せます。

私が訪れた期間は、入口から夜警に至る展示室の中央で、ドレスデンの宮廷の陶器コレクションを展示してありました。あー、これでまたまた、前へ進めません!ドレスデンの宮廷(ドイツ)といえば、なく子も黙るマイセン!今でもコーヒーカップ1客5万も10万もする、あのマイセンの、大型の動物作品のコレクションだったのです。まるで動き出しそうなほど精巧に作り込まれた細部、猿の毛の1本1本や、白鳥の羽毛の柔らかさまでが表現されている素晴らしい作品は、まさに宮廷が力を持っていた時代に贅(と税も?)をこらして作られたもの。なんでもドレスデンの王は、その当時珍しかった異国の動物を集めた「動物園」を、たいへん誇りに思っていて、そこの動物をモチーフに陶器を作らせ、自分の城にも飾ったのだそう。自動フラッシュのカメラだったため、陶器も絵画も写真におさめられず、残念です!

国立美術館 外観

 

さて、肝心な絵画の方も、マイセンの陶器とかわるがわる、じっくりと見ていきました。貴族と共に裕福な市民が芸術の担い手となったことで、細密な静物画や、肖像画がはやるようになったということですが、暗めの背景にしわの1本1本まで分かるような肖像画の数数を1枚1枚眺めていくと、いったいこの人達はどんな生活をしていたのだろうか、とか、町の名士だったのだろうな、など、色々なことが想像されて、楽しいひととき。しかし、並び居る巨匠たちの中でもやはり、レンブラントは別格だと思いました。素人目に見ても、まず絵に奥行きがあるように思えたし、ありきたりの表現ですが、その人の人柄までがにじみ出ているというところが、他の画家と比べて、はっきりと違ったように思いました。「夜警」の部屋にも、同規模もしくはもっと大きな作品もありましたが、やはりレンブラントの作品のインパクトは強かったです。小さな作品で、老婆を描いたものがあったのですが、その顔の語るものに惹かれてしばらく見入ってしまいました。

・・・そこまでですでに2時間半が経過。ああ、またやってしまいました。まだこの博物館の10分の1も見ていないのに・・・時間切れが近い。駆け足で2階左翼の作品を見て、お土産のカードをどっさり買って、博物館を後に。

そのあと、町をぶらぶらして、知り合いのIさんの開いているギャラリーへ。Iさんは、ノルウェー人の女性で、ギャラリーではスカンジナビアのアーティストを紹介しています。私が訪ねた時、エジプトから来た「富豪」と思われる家族と接客中。静かなギャラリーでずっと泣き止まぬ赤ちゃんをあやしていた奥さんは、明らかにブランド物のスーツ。それに引き換えダンナの方は、ジーパンにジャケット、という対照的な姿でした。

ホテルの近所の運河

 

Iさんと富豪夫妻が早口で、買った作品の輸送について話し合っている間、私は一人で鑑賞。(それにしても赤ちゃんがうるさいなぁ。)ひと区切りついた後で、Iさんが作品を一通り説明してくれました。日本の陶器の影響を受けた作品が多く、蛍焼きのように透き通って薄い磁器のキャンドルスタンドや、これもまた薄く焼いてある、手の中にすっぽり入るサイズの取っ手なしのエスプレッソカップが気に入りました。ちょうど友達の結婚祝を探していたから、欲しいなぁ〜!と思ったけれど、自分で持ち帰るのも心配だったし、さっきの富豪みたいにコンテナをチャーターするほどたくさんも買わないので、あきらめました。

アートな1日の締めくくりは、ホテルの近所のイタリアンレストランへ。久しぶりに「カラマリス(イカリングフライ)」をたのむ。待っている間に、テーブルに敷いてあったランチマットに書いてあるお話を読んだら、お下品な笑い話だった。確かにあんまり高級なレストランじゃないもんなぁ、コックはタバコ吸ってるし・・・そうこうしているうちに、大皿いっぱいのイカリング+サラダがテーブルに。おまけに大皿いっぱいのフライドポテトまで付いて・・・(この揚げ物+揚げ物のセンスが分からない!(-_-;))なんとかイカの方は平らげたのですが、ポテトはどうにもならなかったので、「お持ち帰り」にしてもらう。これがその後2日間の朝食となる〜!日本ではやってくれないのよね〜、残したもののお持ち帰り。食べ物は大切に!

 

4日目へつづく

 

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